2023.12.11
【TABLE WARE】

ディナープレートを使ってカフェ風ワンプレートミール


仕事中心の生活を送っていた私は、お料理などは得意分野ではありませんでした。

でもコロナ禍で在宅勤務が多くなったことがきっかけで、キッチンに立つことに体が慣れたのでしょうか。お料理やお菓子作りに勤しむことが以前に比べて圧倒的に多くなりました。
また、自分で手作りするものが、何よりも一番美味しい、と感じるようになったことも、キッチンに立つことが多くなった理由のひとつです。

ただ、今でも、お料理自体に時間を長く割くことは苦手で、できるだけ簡単に美味しくできる料理はないかと、いつも模索しています。


週末のランチなどはまさにそうで、どうしたら、簡単に美味しく、見栄え良くできるか、常に考えている自分がいます。

ワンプレートの盛り付けは、かなり前に新しい盛り付け方として、世の中に普及しました。
これまで、日本の食生活では、おかずひとつひとつをお皿や鉢などにきれいに盛り付けたものでしたが、ワンプレートが流行り始めたら、私もここぞとばかり、ワンプレート派になりました。まさに、簡単、華やか、おしゃれ、そして、なんと言っても洗い物が少ないのがありがたいです。

そしてワンプレートの盛り付けで必要になるのが、大きなお皿です。



おかずやご飯(あるいはパンなど)のほかに、ちょっとした小鉢やスープのボウルなどを一気に一つのプレートに載せたいからです。

そうなってくると、通常の和食器ですと、少し小さめ・・・ ここで、活躍するのがサラグレースのいわゆる「ディナープレート」と呼ばれるサイズのお皿たちです。

ヨーロッパのディナープレートは28-31cmくらいの大きさがあり、ワンプレートにするにはぴったりのサイズです。特に私がよく使っているのが、ポルトガルのNosseのディナープレート。シンプルでグレーの大きなお皿は、フラットでワンプレートの盛り付けにかなり重宝します。(現在、こちらは廃盤になり、新しいデザインのものがもうすぐ入荷します!)

写真では、Lene Bjerreの大人気シリーズAmeraのスープカップをドーンと載せていますが、全く余裕綽々。

写真のこの日は、ベーグルを半分に切って、色々のせただけのランチで、とても簡単なものですが、お皿のグレーが食べ物の色を引き立たせ、とても美味しそうに見えます(自画自賛)。そして、実際にとても美味しかったです。


サラグレースで、ディナープレートを見ながら、「大きいわねー。」とおっしゃるお客様もいらっしゃいますが、ぜひ、こんなワンプレートの盛り付けに使ってみてください。大きすぎることは絶対にないですよ!





Profile

黒川 早織
Saori Kurokawa
サラグレースオーナー
通訳・翻訳の仕事を経て、フレンチスタイルのインテリア雑貨を販売するオンラインショップを始める。のちに、青山、自由が丘、神戸など、実店舗をオープン。長い海外生活と、10年以上にわたるヨーロッパへの買い付けの経験をもとに培った独特のセンスと世界観が人気。