2023.3.31
【インテリア】

小さなお部屋のリメイク



我が家には、小さな小さな開かずの間がありました。

2階にある6畳のお部屋なのですが、南向きで日当たりがよいものの、私が他の部屋に書斎を移してしまったことで、ガラクタ置き場のようなお部屋になってしまったまま、放置していました。

最近、せっかく南向きで日当たりもよいのに、これではいけないと思い、少し手を入れて、サンルームのようなお部屋に作り変えました。

6畳と言っても江戸間の6畳なのか、絶対に6畳あるとは思えない小ささです。

ゲスト用のベッドと、フレンチアンティークのお気に入りの鏡があるだけのお部屋にまずは掃除機をかけて、きれいにするところから・・・



この部屋の床には、我が家にしては珍しく、こげ茶色のイギリスの古い床が敷いてあったので、白い壁とこげ茶色の床のコントラストが激しく、どうしようかなあといつも思っていました。

そこで、白いシャギーなラグを敷いて、コントラストをやわらげ、


観葉植物を置いて、ナチュラルなイメージにしました。


ベッドは、セミシングルの小さなベッドで、ゲストが来ない限りは使わないので、クッションを置いてソファのように使います。


もう、10年近く使っているAnne Beckerのクッション(サラグレースでも最近再入荷がありました!)に加え、何年も使い続けているクッションたちをそのまま使うことにしました。

唯一加えたのは、サラグレースでも販売しているコンドールのブラックの刺繍のクッション。

こんな感じで植物とファブリックをちょっと増やしただけで、なんだか居心地のよいサンルームができあがりました。




最終的には鏡の前に少し緑を足しました。


でも結局この部屋を一番多用しているのは、愛犬のノアです。

 
新しいクッションが寝心地がよいことを知っているのか、このクッションの上では寝てほしくない、というクッションの上で、だいたい寝ているノアでした。

お部屋がしゃんとすると、気持ちもあがります。みなさんのお宅に開かずの間はありますか?
もしあったら、がんばってきれいにしてみませんか?





Profile

黒川 早織
Saori Kurokawa
サラグレースオーナー
通訳・翻訳の仕事を経て、フレンチスタイルのインテリア雑貨を販売するオンラインショップを始める。のちに、青山、自由が丘、神戸など、実店舗をオープン。長い海外生活と、10年以上にわたるヨーロッパへの買い付けの経験をもとに培った独特のセンスと世界観が人気。