2023.6.14
【わたしのお気に入り】、 【インテリア】

インテリアと植物


最近、私はお庭や観葉植物など、「グリーン」にハマっています。

元々お花や植物は好きでしたが、忙しさにかまけて、お庭の手入れも全くできておらず、観葉植物も、買っては枯らし、買っては枯らし、を繰り返してきていました。

ところがコロナで在宅期間が長くなったこともあって、また、何よりも、グリーンの癒し効果を実感するに至り、お庭の手入れを頑張ったり、家の中に観葉植物を増やしたりするようになりました。



これまでは、「お世話をしない」→「枯れる」→「植物は難しいと感じる」→「植物から疎遠になる」

ということの繰り返しでしたが、愛情を持ってきちんとお手入れをしてあげれば、植物はそれに応えてくれる、ということがわかってからは、どんどん植物は育ち、そしてきれいになっていきました。

そして、きれいになると、もっともっときれいにしてあげたい、と思いが強くなり、より丁寧にお世話をしてあげるようになる、という好循環がうまれてきたのです。

植物に合わせた頻度で水をやったり、



葉っぱを整えてあげたり、虫や病気のチェックをしてあげたり・・・


「植物の世話って面倒くさくない?」とよく人に聞かれますが、「愉しみ」なので、全く面倒だと思いません。

新しい目が出たり、育ってきたりするのをチェックするのがとても楽しいのです。

この写真のアジアンタムというとても一般的な植物も、意外と苦戦して、水やりの頻度や量を試行錯誤しました。
そうすると、若くて可愛い赤ちゃんの葉っぱがたくさん出てくるようになり、それを発見した時の喜びはひとしおでした。


また、植物は、インテリア的にも、とても大切な存在です。

雑貨や家具でインテリアを素敵に見せるには、ある程度のセンスや経験が必要になってきますが、植物は、インテリアのスタイルを問わず、どんなお部屋に飾っても、そのお部屋を素敵に見せる魔法のアイテムです。


インテリアショップのオーナーがこんなことを言うのもなんですが、インテリア作りにちょっと苦手意識のある方は、家具や雑貨に力を入れる前に、ぜひ、観葉植物をお部屋に置くことから始めてみてください。

お部屋が見違えるように素敵になりますよ。

Profile

黒川 早織
Saori Kurokawa
サラグレースオーナー
通訳・翻訳の仕事を経て、フレンチスタイルのインテリア雑貨を販売するオンラインショップを始める。のちに、青山、自由が丘、神戸など、実店舗をオープン。長い海外生活と、10年以上にわたるヨーロッパへの買い付けの経験をもとに培った独特のセンスと世界観が人気。