
今日は、お掃除のお話です。
忙しくバタバタ過ごす日常の中で、私も決して偉そうに言う資格はないのですが、最近、自分のできる範囲で、エコを意識するようにしています。
私は、若いころ海外に暮らしていたりしましたが、日本に帰ってきて、逆カルチャーショックをうけたことは、
「使い捨て」が「よいこと」
のようにとらえられている文化でした。
最近ではトイレのブラシまで使い捨てで流してしまえるなんて、すごいと感じます。
もちろん、便利ですし、清潔ですし、私たちの生活にとって使い捨ての道具は欠かせないものであることは否定しません。私も便利に使い捨ての道具を使っているものがあります。
特にコロナ禍では、使い捨ての清潔さが絶対的に必要と感じる場面がたくさんありました。
でも、自宅での日々の生活、となると、そこまで清潔や便利を追求する必要があるのかなあともまた感じるのです。
この世界の人たちみんなが、お掃除に使い捨てのモップなどをつかうようになったらそのごみの量はどれほどになるのかと思ったり・・・
そこで私が取り入れているのは、木製のハンドル&馬の毛で作られたブラシでお掃除することです。これ、一度やり始めると病みつきになります。
なぜ?
1)ブラシが一気にゴミをかきとってくれて簡単にきれいになる。
2)見た目がおしゃれなのでお掃除が楽しい
3)道具がお部屋の中に見えていてもインテリアの一部になる
といった理由です。
もちろん、使い捨てモップのようにほこりを100%吸着してくれないので、映像にでてくるように塵取りで受けたり、昔ながらのお掃除の順番で、上からブラシをかけていき、最後に床に落ちてきたゴミや埃を掃除機で吸い取る、といったことが必要になるのがひと手間ではありますが、面倒でたまらないというレベルの手間ではまったくありません。
私は昔からドイツのレデッカーというブランドのブラシがお気に入りでずっと使っていますが、小さいブラシなどはアマゾンで購入した無名ブランドのものも重宝しています。
サラグレースでも似たような素敵なブラシ、扱っています。

使い捨ての道具を使わないお掃除、やってみませんか?
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Profile
- 黒川 早織
- Saori Kurokawa
- サラグレースオーナー
- 通訳・翻訳の仕事を経て、フレンチスタイルのインテリア雑貨を販売するオンラインショップを始める。のちに、青山、自由が丘、神戸、名古屋など、実店舗をオープン。長い海外生活と、10年以上にわたるヨーロッパへの買い付けの経験をもとに培った独特のセンスと世界観が人気。