以前こちらのコラムでもご紹介して、お客様からも多くお問い合わせをいただいていた、日本製のサラグレースオリジナル家具がいよいよ11月27日(月)から発売になります。
この新しい家具シリーズはその名もURBAN(アーバン)。
URBANとは、「都会的な」という意味です。
サラグレースではこれまでフレンチクラッシックをコンセプトとして輸入家具を展開してきましたが、時代の流れやお客様のライフスタイルの変化に合わせて、少し都会的でスタイリッシュなイメージの家具を企画しました。
でも、シュッとして無機質な感じではなく、モダンでありながら、クラシックなスパイスが効いている、フレンチスタイルと日本の絶妙な融合を形にすることを目指しました。
日本で作る家具ですので、これまでのサラグレースのような手塗りの風合いやシャビー感はありません。
でも日本でとれた木材「タモ」を使い、その木目がしっかりとペイントの下から浮いて見える仕上げには、私たち日本人の感覚にしっくりくる不思議な魅力があります。
「さすが日本!!」と思わず膝を叩いてしまうクォリティの高さと緻密な仕上げは、日本人として非常に誇らしく、家具が到着した時には、思わず笑みがこぼれてしまいました。
上の写真のドレッサー、チェア、チェストの他に、以下のようなアイテムが、今回発売するコレクションです。
ダイニングテーブル150cm &180cm(写真はグレーイッシュナチュラル)
ガラスキャビネット(写真はグレージュ)
サイドボード(写真はブラック)
また、今回のコレクションは、日本だからこそできる、「セミオーダー」の受注形式をサラグレースとして初めて導入します。
ご発注いただいてから2ヶ月ほどお時間をいただきますが、色は4色から、そして取っ手は2種類からお選びいただくことができます。
こだわりの4色は、いずれもナチュラルで上質な風合いです。
サラグレースのお客様は、クラシカルで、ディテールや飾りがたくさんあるデザインがお好きな方が多く、私自身も昔はそうでした。
でも今の時代は、少し「引き算」するのがかっこいい、と個人的には感じます。
新しいながらも、サラグレースらしいURBANコレクションの発売、どうぞお楽しみに!
Profile
- 黒川 早織
- Saori Kurokawa
- サラグレースオーナー
- 通訳・翻訳の仕事を経て、フレンチスタイルのインテリア雑貨を販売するオンラインショップを始める。のちに、青山、自由が丘、神戸など、実店舗をオープン。長い海外生活と、10年以上にわたるヨーロッパへの買い付けの経験をもとに培った独特のセンスと世界観が人気。